ステイホーム的な週末が多い昨今、家の中で撮影を楽しもうということで物撮り環境を少しずつ整えようとしています。普通のレンズでもうちょっと寄りたい、ということが結構あるので今回クローズアップレンズを買ってみました。
ちょうど頂き物のお菓子の中にかわいいのがあったのでそれを被写体にします。新百合ヶ丘の洋菓子店、リリエンベルグのカップケーキです。上に乗っているゼリーがカラフルでかわいいのでそこを中心に撮ってみます。
今回買ったクローズアップレンズというのは簡単に言えば普通のカメラレンズの前に虫眼鏡を装着するようなもの。レンズプロテクターとかNDフィルターなどのようにレンズ前面に取り付けます。
ケンコー・トキナーのサイトで見てみるとなんかいろいろ並んでるんですが、まずNo.が大きいほど寄れる。で、MCはレンズ1枚、ACはレンズ2枚で色収差を補正していると。さらにPRO1Dはデジタルマルチコートを施しているとのこと。PRO1Dのラインアップは今のところAC No.3しかないので、PRO1D ACクローズアップレンズ No.3を購入しました。
で、ひとしきり撮って食べちゃった後で思ったんですけど、比較対象のクローズアップレンズ無しの写真をほとんど撮ってませんでした。しまった。とりあえず袋から出す前にクローズアップレンズ無しで撮った写真がこんな感じ。
で、次がクローズアップレンズ付き。
ちょっとフォーカスのポイントも違いますが、一応どちらも105mm f/4.0、最短撮影距離を狙ったつもりでこれ以上寄るとピントが合わない距離。何センチまで寄れているのか?ちゃんと測ってないですがこれくらい大きさは変わってきます。たしかに「もうちょい寄りたい」が実現できている感じ。
85mmのレンズ(SEL85F18)でも試してみました。クローズアップレンズはフィルタ径77mmのものにしたので、67mm-77mmのステップアップリングをかませています。
f/1.8開放だとさすがに被写界深度極浅なのでこの写真ではf/2.8まで絞ってます。SEL85F18のスペックとしては最短撮影距離0.8mに対して、このクローズアップレンズ No.3を付けると20~30cmくらいになるとのことで、こちらもちゃんと測ってないけど感覚的に30cmくらいまで寄れてるイメージ。
今回手持ちでササッと撮ったのですが、ちゃんと撮るならカメラを固定しないとピント合わせは厳しいですね。
三脚の類でカメラを固定したうえで、フォーカスエリアをスポット:Sにするか、MFでちゃんと追い込んだほうがいいかなあ。
まあとにかくおすすめします、リリエンベルグ。おいしい。