FIA Intercontinental Drifting Cup

9/30(土)~10/1(日)にお台場で開催されたIntercontinental Drifting Cupの初日観戦してきました。

 モータースポーツのイベントやD1グランプリも開催されるお台場青海臨時駐車場ですが、まさかここでFIA公認の国際格式競技が行われることになろうとは。

日本から始まったドリフト競技の初めての世界大会です。

会場はA~Eスタンドとスタート地点近くの立ち見エリアに分かれていて、スタンドは指定席。写真を撮るという観点からいうと、全周金網に囲まれていることと、コース内に一本電灯が立っているのが懸念事項ですが、行ってみないとスタンド内のどの位置かわからんということであまり深く考えるのをやめてDスタンドを選択。スタンド中段あたりで座りながらカメラを構えると、近い側は当然金網越しですが反対側は金網の上から見えます。

とはいえ135mm(フルサイズ換算200mm)では反対側は遠い。仕方がないので、以下金網に邪魔されず車体が写っている写真はかなりバッサリトリミングしています。

まずは24名による単走。上位16名が追走トーナメントに進めます。

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追走トーナメント前にはジャン・トッドFIA会長のスピーチが。僕ら世代としてはジャン・トッドといえばフェラーリF1チームボス、FIA会長といえばマックス・モズレーって感じですけどね。

単走では金網を嫌って主に遠いサイドを狙っていたんですが、ちょっと、おや?と思い始めました。別に金網越しでも良くないか?と。

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車体をきれいに撮りたいなら当然金網は避けたいわけですが、競技全体の雰囲気的にはまあ、なくはない、ような気がしなくもない。

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ベスト4は川畑真人、齋藤太吾の日本勢2人とGeorgy Chivchyan、Arkady Tsaregratsevのロシア勢2人が勝ち進んで、決勝は日本人同士の対決になりましたが、ロシア勢2人の攻めの姿勢が印象に残りました。特に赤目のR34はインパクトがあっていいですね。ドライバーのArkadyはインタビューのテンションが高い。いい感じです。

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初日の決勝戦接触の審議もありつつ1本ずつでは決まらず、再戦ののち川畑真人が勝利!単走1位の齋藤太吾と勝利を分け合う形になりました。

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2日目は見に行きませんでしたが、2日間の総合優勝は川畑真人。初代チャンプ!

今後の展開は見えていませんが、どのように発展していくんでしょうね。次の週末は同じ場所でD1グランプリが開催されます。

*1:藤野秀之(日本) 180SX

*2:Charles NG(香港) 180SX

*3:齋藤太吾(日本) R35 GT-R

*4:Georgy Chivchyan(ロシア) S15シルビア

*5:Michael Essa(アメリカ) BMW E46

*6:川畑真人(日本) R35 GT-R

*7:Muhammad Zaiham Hamdan(マレーシア) アルテッツァ

*8:Chanatpon Kerdpiam(タイ) アルテッツァ

*9:Arkady Tsaregratsev(ロシア) R34 スカイライン

*10:齋藤太吾 / Matt Field(アメリカ) Z33 フェアレディZ

*11:Georgy Chivchyan / Feng Jen Chih(台湾) S15 シルビア

*12:横井昌志(日本) S15 シルビア / Michael Essa

*13:藤野秀之 / Daychapon Toyingcharoen(タイ) Z34 フェアレディZ

*14:Tengku Djan Ley(マレーシア) 180SX / 齋藤太吾

*15:Georgy Chivchyan / 横井昌志

*16:川畑真人 / 藤野秀之

*17:Arkady Tsaregratsev / Charles NG

*18:Georgy Chivchyan / Arkady Tsaregratsev

*19:齋藤太吾 / 川畑真人